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2008年07月23日

課題1 横断面データ  の例

課題1 横断面データ

① 変数リスト
② 変数間の関係
③ 結果
基本的のこの3つは押さえておいてください。
以下に例を示します。


① 採用した変数群

id 市町村名
x1 地域差指数総合
x2 地域差指数食料
x3 一人当たり県民所得
x4 県内総生産額対前年増加率
x5 県内総生産対前年増加
x6 財政力指数
x7 携帯電話
x8 パソコン所有数量
x9 第1次産業就業者比率
x10 保育所数
x11 労働災害発生の頻度

② 各変数間の関係は図のとおりである。
課題1 横断面データ  の例
x8はきれいな山型の分布だが沖縄が特に低く、全体から離れている。
また、x2、x6、x7と正の相関がみられ、x9とは負の相関はっきりと読みとれる。

③ x8:パソコン所有数量を目的変数とし、市民レベルでの情報化の進展度を調べた。
情報化の要因として上にピックアップした変数全てをインプットしてみた。

結果の出力
課題1 横断面データ  の例
n= 47

node), split, n, deviance, yval
* denotes terminal node

1) root 47 878724.40 942.2340
2) x3< 2368.5 10 85688.10 752.3000 *
3) x3>=2368.5 37 334787.10 993.5676
6) x3< 2830 22 99880.95 940.0455
12) x7< 1767.5 7 19166.00 884.0000 *
13) x7>=1767.5 15 48466.40 966.2000 *
7) x3>=2830 15 79452.93 1072.0670 *


結果をみるとx3:「一人当たり県民所得」が2368千円で2つのグループに分かれ、これより低い群は10県でパソコン所有数量が千世帯当たり平均752.3台となっている。因みに沖縄は525台である。

次に「一人当たり県民所得」が2368千円より高い群はさらに2830千円で2群に分かれ、高い群は千世帯当たり平均1072台で15都府県がこのグループに属する。

中間の集団はx7:「携帯電話」千世帯当たり1768台より少ないか多いかで分かれ、少ないほうは7県でパソコン所有数量千世帯当たり平均884台となっている。多いほうは15県でパソコン所有数量千世帯当たり平均966台となっている。

市民レベルでの情報化は一人当たり所得と携帯電話の普及が大きな要因となっており、他の変数の影響は小さいものと思われる。

ただし、その他の要因として上にあげた変数以外も追加するなどして検討する必要はある。

参考までにx8、x3、x7の3次元プロットと回帰平面、回帰曲面の図をあげておく。
課題1 横断面データ  の例



Posted by ryu908 at 17:26│Comments(2)
この記事へのコメント
METYUTYJ841931MAWRERGTRH
Posted by NAYUYUTY841931NEYHRTGE at 2024年01月07日 15:02
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Posted by juiceadica at 2024年10月24日 16:08
 
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